この記事では、「駿河屋」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「駿河屋」の正しい読み方は「するがや」
「駿河屋」は「するがや」と読みます。
「駿河」を「するが」と読み、「屋」を「や」と読みます。
「駿河」は旧国名のひとつで、現在の静岡県中央部に該当するエリアのことを示します。
「屋」は職業や店の名前に付ける屋号に使われます。
「駿河屋」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「駿河屋」の間違った読み方は「するかわや」です。
「河」の字が「かわ」と読むことから「するかわや」と呼んでしまいそうになるかもしれませんが、正しくは「するがや」となります。
また、「屋」は「おく」や「いえ」という読み方もあります。
ただし「駿河屋」の場合は「するおく」や「するいえ」のように呼ぶことはないので注意が必要です。
なお、「駿」は「しゅん」や「すん」とも読みますが、「しゅんがや」や「すんがや」などとは読まないことを覚えておきましょう。
「駿河屋」について説明
「駿河屋」は和菓子の老舗店として知られています。
その歴史は古く、創業は室町時代までさかのぼります。
当初は別の屋号を使っていましたが、江戸時代に入り、徳川家と関わりがあったことから「駿河屋」の名前を賜ったと伝えられています。
現在は「総本家駿河屋」とも呼ばれ、和歌山県内を中心に店舗を展開しています。
「駿河屋」の名物でもある練羊羹を筆頭に、大きな饅頭の中に五色の小さな饅頭を包んだ「蓬莱山」、しっとりした焼き皮が魅力の「あじがさ」、創業以来の製法で作る「本ノ字饅頭」などの商品を販売しています。
まとめ
「駿河屋」は「するがや」と読むのが正しい言葉です。
駿河は徳川家と縁の深い地域でもあります。
そんな徳川家と所縁があったことも興味深いポイントといえるでしょう。
ぜひ参考にして、漢字の正しい読み方をマスターしていってください。