この記事では、「高騰」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「高騰」の正しい読み方は「こうとう」と「こうしょう」どちら
高騰という漢字表記を目にした人の中には、こうしょうという読み方する人がいるものです。
ただし高の漢字には、こうという読み方がありますが、後に続く騰の漢字には、しょうという読み方はありません。
恐らく、しょうと読める勝の漢字にぱっと見似ているので、何となくそう読んでしまう人がいるのだと推測されます。
だからこそ当然、高騰をこうしょうと読むのは誤りで、こうとうと読むのが正しい読み方です。
正しい読み方の結論
高騰は、こうとうと読むのが正解な言葉となっています。
そもそも高の漢字は単独で、こうと読める上に、騰の漢字も同様に、とうと読む事が可能です。
なのでその2つの読み方を単純に組み合わせて高騰は、こうとうと読む事が出来ます。
「高騰」の意味
高騰は、たかくあがるや価値等がたかいといった意味を持っている高の漢字に、物価がたかくなるといった意味を有する騰の漢字を加える事により、完成した言葉です。
以上の事から高騰は、物価等が急激に上昇してしまう事を示します。
「高騰」の言葉の使い方や使われ方
・『ガソリン価格が高騰している主な要因は、円安です』
・『物価高騰のせいで、庶民の暮らしは以前よりも苦しくなっています』
・『彼は株価の高騰を上手に読んで、大儲けした様です』
まとめ
高の漢字は、こうと読む事が出来ますが、騰の漢字には、しょうという読みはありません。
そのため高騰を、こうしょうと読む事は出来ず、こうとうと読むのが正解な読み方となっているのです。
更にそんな高騰は、価格等が急激に高くなる、という意味を表現する際に使用されています。
