この記事では、「魂抜き」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「魂抜き」の正しい読み方は「たましいぬき」
魂は単独でもそのまま、たましいと読む上に、抜きの抜の漢字は、ぬという読み方を普通にします。
なのでその2つの漢字の読み方をそのまま組み合わせて、魂抜きは、たましいぬきと読むのが正解です。
「魂抜き」の間違った読み方や間違いやすい読み方
魂抜きの間違った読み方として考えられるのは、こんぬき、という読み方だったりします。
というのも魂の漢字には、こんという読み方が存在しているのです。
そのため、誤って魂を、こんと読んでしまう事は十分に考えられるのです。
同様に魂の漢字は、たまという読み方も可能となっています。
お陰で魂抜きを、たまぬきという風に読んでしまう人も中にはいたりします。
「魂抜き」について説明
魂というのは読経を行う事で、仏像や位牌、お墓等に宿らせる事が出来るとされているのです。
魂抜きはそんな風にして宿らせていた故人の魂を、再び読経を行う事によって抜く儀式を表す言葉となっています。
主にご本尊となっていた仏像を処分したり、お墓を別の場所に移転する必要が生じた際等に、この儀式が行われているのです。
更にこの魂抜きの儀式は、閉眼供養やお性根抜き等といった呼ばれ方もしています。
まとめ
魂抜きは、たまぬきやこんぬきではなく、たましいぬきと読むべき言葉です。
読経する事で魂が宿っていた仏像やお墓に対し、再び読経を行う事で魂を抜くという儀式を示す言葉となっています。
ただし魂抜き以外にも、お性根抜きとか閉眼供養という呼ばれ方をする事もある儀式です。