「魂消る」の読み方と意味とは?「たまぎる」と「たまげる」のどちら?正しい読み方について詳しく解釈

「魂消る」の読み方と意味とは? 読み方

この記事では、「魂消る」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「魂消る」の正しい読み方は「たまぎる」と「たまげる」どちら

いきなり衝撃的なことが起きたとき、びくびくすることを「魂消る」【たまげる】といいます。

自分が予想だにしていないことがまさに今、目の前で起きたとき絶句するほど怖い思いをするわけです。

例えば、目の前に死んだはずの友人がいきなり姿を現したとか、川で遊んでいたら膨らんだ死体が流れてきたなど腰を抜かすほど驚愕することが起きたときの衝撃を表します。

正しい読み方の結論

「魂」は訓読みで「たま」と読み、意味はたましい、精神を意味する言葉です。

「消る」を訓読みで「き(える)」といい、ほろびてなくなるという意味があるため、この二つの漢字を掛け合わせれば「たましいがほろびる」となります。

もう一方の「たまぎる」は使われていない言葉であり、一般的には「たまげる」を使うことが多いと覚えておくといいでしょう。

「魂消る」の意味

肝をつぶされるほど驚く光景や、人の尋常ではない行動を見たとき「魂消る」といいます。

例えば、平日なのでそれほど人がいないと思っていたら長い行列をなすほど大勢いたり、子供だと思ったのに難しい漢字をすらすらと書くなどびっくりする場面で使うわけです。

「魂消る」の言葉の使い方や使われ方

・『暗い夜道を歩いていたら、いきなり火の玉が横切って魂消た』
・『道の駅の広い駐車場に車がびっしりと並んでいて魂消る』
・『たった3日間で本を丸暗記してしまった妹の頭の良さに魂消る』

まとめ

自分の魂が潰されそうになるほど驚く光景を見たり、人の行動を見たときは、この言葉を使ってうまく驚く気持ちを表してみるといいでしょう。

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