この記事では、「鳩尾」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「鳩尾」の正しい読み方は「なるお」と「みぞおち」どちら
「鳩尾」の「鳩」は音読みで「キュウ」、「ク」、訓読みでは「はと」、「あつ(まる)」などと読みます。
また、「尾」は音読みで「ビ」、訓読みでは「お」となります。
音読み、訓読みで見ても、「なるお」や「みぞおち」の読み方にはならないようです。
「鳴尾」ならば、「なるお」と読むことができますが、「鳩」ではなく、「鳴」なので、これも違っています。
正しい読み方の結論
「鳩尾」は「みぞおち」と読みます。
また、「鳩尾」は「水落(みずおち)」とも言います。
元々、「みずおち」と呼ばれていましたが、語が変化して、「みぞおち」と言われるようになったようです。
「鳩尾」は他にも、「きゅうび」と読むこともできます。
「鳩尾」の意味
「鳩尾」とは、胸部の下の真ん中にある窪(くぼ)んだ部分のことを指します。
「鳩尾」は「みぞおち」が、鳩の尾の形に似ているところから、この漢字が付けられました。
「鳩尾」の「鳩」は、「はと」、「ハト目ハト科の鳥類の総称」、「あつまる」などの意味を持っています。
また、「尾」は、「お」、「動物のしっぽ」、「すそ」、「最後」などの意味があります。
「鳩尾」の言葉の使い方や使われ方
・『鳩尾(きゅうび)のツボは、吐き気や胸やけ、またはストレスに効果が期待できます』
・『鳩尾は急所の一つです』
・『鳩尾あたりの不快感がようやく治りました』
まとめ
「みぞおち」は「鳩尾」の他に、「水月(すいげつ)」や「心窩(しんか・しんわ)」の呼び名があります。
「鳩尾」の漢字も、「みぞおち」の読み方も、それぞれ別の由来があるところが興味深いです。