この記事では、「鳩居堂」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「鳩居堂」の正しい読み方は「きゅうきょどう」
「鳩居堂」は「きゅうきょどう」と読むのが正しい言葉です。
「鳩」の字を「きゅう」と読み、「居」を「きょ」と読み、「堂」を「どう」と読みます。
「鳩居堂」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「鳩居堂」の間違いやすい読み方は「はときょどう」や「くきょどう」です。
「鳩」という字が「はと」や「く」とも読むことから上記のように読んでしまう場合があるかもしれませんが、誤用になります。
また、「居」は「い(る)」や「お(る)」とも読みますが、「きゅういどう」や「きゅうおどう」などとは読まないので気をつけましょう。
「鳩居堂」について説明
「鳩居堂」はお香や書画用品、便箋、和紙製品などを専門に取り扱う老舗店です。
創業は江戸時代の寛文3年(1663年)で、当初は薬や漢方薬を取り扱っていましたが、薬種とお香の材料には重なるものが多かったため次第に線香や芳香製品を販売するようになったそうです。
また、薬種の原材料を中国から輸入していた関係で、書画に関するアイテムの輸入や販売に携わるようになったといわれています。
現在は京都市中京区に本店を、東京の銀座に銀座本店を構えるほか、都内に5つの支店を展開しています。
なお「鳩居堂」という屋号は、中国最古の詩集「詩経」において儒学者の室鳩巣が記した「鳩居」から名づけられました。
まとめ
「鳩居堂」の正しい読み方は「きゅうきょどう」です。
「はときょどう」や「きゅういどう」などとは読まないので注意が必要です。
「鳩居堂」が和の香りや書画用品の老舗専門店であることも覚えておきましょう。
ぜひ参考にして漢字の正しい読み方を覚えてください。