「鳳」の読み方とは?間違いやすい読み方まで解釈

「鳳」の読み方とは? 読み方

皆さんは、「鳳」の漢字を目にした事はありますか。

神話上の鳥である「鳳凰」(ほうおう)の「ほう」の漢字です。

単体で使われるのは珍しいかもしれませんが、「鳳凰」でしたらゲームのデザインでも目にした事があるでしょう。

この記事では、「鳳」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「鳳」の正しい読み方は「おおとり」

「鳳」は熟語では「ホウ」と読みますが、訓読みでは「おおとり」と読みます。

鷲等の大型の鳥を差すのだそうです。

「鳳凰」は、「鳳」が雄、「凰」が雌の事です。

「鳳」の間違った読み方や間違いやすい読み方

「オウ」とは読まないので注意してください。

熟語で並んでいると、どっちだっけとなりますが、訓読みで「ホウ」と読まれます。

単体で読まれる機会がないので、気付くと思います。

「鳳」について説明

「鳳」は、中国で縁起が良いと言われる想像上の吉鳥のうちの一つで、他に朱雀(すざく)等があります。

華やかな姿で、昔の中国の帝王が乗る輿(こし)の装飾に描かれたとの事です。

「鳳」の言葉の由来

鳳凰は、紀元前の中国からそのイメージは存在したようで、当時の青磁器に鳳凰の姿が見て取れます。

また、7世紀の唐の時代に鳳凰を模したデザインの工芸品が、奈良の正倉院にも所蔵しており、日本でもその華麗な装飾の染物を確認できます。

まとめ

「鳳」「おおとり」と読み、意味は、鷲等の大きい鳥の他に、中国で古来よりあった想像上の縁起の良い鳥の事で、朱雀等と共に屏風や工芸品、着物のデザインとして主に身分の高い人達の間で好まれていた装飾だったとの事です。

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