「鹿尾菜」は何と読むのでしょうか。
この記事では、「鹿尾菜」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「鹿尾菜」の正しい読み方は「ひじき」
「鹿尾菜」の正しい読み方は「ひじき」です。
「鹿尾菜」の読み方は複数の漢字の組み合わせに特定の読みを当てた熟字訓と呼ばれる読み方です。
「鹿尾菜」の3文字に対して「ひじき」が当てられています。
「鹿尾菜」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「鹿尾菜」のよくある間違った読み方として挙がるのが「しかおな」です。
「鹿」には「鹿肉」【しかにく】「蝦夷鹿」【えぞしか】など「しか」という読み方があり「尾」は「尾羽根」【おばね】「巻尾」【まきお】など「お」とも読みます。
「菜」の読み方は「菜種」【なたね】「水菜」【みずな】など「な」です。
「鹿尾菜」は熟字訓で読む言葉なので漢字個別の読み方を組み合わせて読むと読み間違いになります。
「鹿尾菜」について説明
「鹿尾菜」とは、「食用にされる褐藻の一種」です。
藻類の中でも特に色が濃い種類を褐藻といいます。
「鹿尾菜」は褐藻の一種でホンダワラ科ホンダワラ属に分類される食用の海藻です。
岩場の海岸付近に群生し色はとても黒く、細長く伸びた見た目が特徴です。
日本では煮物などにして古くから食べられており、ミネラルを始め豊富な栄養成分を含む健康食として知られています。
「鹿尾菜」の言葉の由来
調理後は黒くて短い見た目になりますが、その見た目が鹿のしっぽによく似ていることが「鹿尾菜」の由来だとされています。
まとめ
「鹿尾菜」は知らないと読めない難読漢字です。
漢字で書くことはほとんどありませんが知識として覚えておきましょう。