この記事では、「黒米」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「黒米」の正しい読み方は「くろごめ」や「くろまい」
「黒米」は「くろごめ」や「くろまい」と読むのが正しい言葉ですが、ときに「こくまい」と読まれることもあります。
「黒」の字を「くろ」「こく」と読み、「米」を「ごめ」「まい」と読みます。
なお、「米」は単独では「こめ」と濁らずに読みますが、この場合は「ごめ」と濁点がついた読み方になります。
「黒米」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「黒米」の間違いやすい読み方は「こくごめ」です。
先述の通り「黒米」には複数の読み方がありますが、「こくごめ」と読むケースは見られないようです。
また、「米」は「べい」や「よね」とも読みますが、「くろべい」や「くろよね」「こくべい」「こくよね」などとは読まないので注意しましょう。
「黒米」について説明
「黒米」はコメの一種を示す言葉で、特に「古代米のひとつ」として知られています。
名前の通り「黒い色合い」をしているのが特徴的で、色が黒いのは米粒を覆う種皮にポリフェノールの一種「アントシアニン」が含まれているからとされています。
白米と一緒に炊飯するとご飯全体が紫色になることから「紫黒米」や「紫米」とも呼ばれています。
中国の伝統医学である中医学では「薬米」とされ、薬膳料理にもよく登場する食材です。
「黒米」は一般的な米と比較するとビタミンやミネラル類が多く含まれており、近年は健康食材としても有名になっています。
「黒米」は白米と一緒に炊飯するほか、おかゆや甘酒にしたり、パンやお菓子に練りこんだりして食べる方法があります。
まとめ
「黒米」の正しい読み方は「くろごめ」や「くろまい」です。
「こくごめ」や「くろべい」などとは読まないので注意することが必要です。
「黒米」がお米の一種である点、健康食材として有名な点も覚えておきましょう。
ぜひ漢字や食物の読み方を学ぶ参考にしてください。