くさかんむりに介と書く漢字には「芥」があります。
この記事では、「芥」の読み方を分かりやすく説明していきます。
くさかんむりに介で「芥」の読み方
「芥」は音読みで「かい」や「け」と読み、訓読みは「からし」や「あくた」と読みます。
「芥」の意味や解説
「芥」はカラシナと呼ばれる植物を表す時に使う言葉であり、こちらは漢字で「芥子菜」と書きます。
「カラシナ」はアブラナ科の植物であり、葉や種子に独特な辛味があるのが特徴です。
「カラシナ」独特な風味と辛味があり、種子は和からしになることから様々な料理に使われています。
「芥」はこれ以外にも「芥子(けし)」を表す時にも使われており、こちらは阿片が取れることで知られています。
「芥」はこれ以外にも小さいことや細かいことを表す時にも使う言葉であり、とても細かいものやゴミを表す言葉には「塵芥(ちりあくた)」があります。
「芥」は人名漢字として使われることも多く、作家の「芥川龍之介」が有名です。
「芥」の熟語での使い方や使われ方
・『塵芥』【ちりあくた】
「非常に小さいものやゴミ」を表す言葉であり、こちらは「じんかい」と読むことも可能です。
この言葉に使われている「塵」は音読みで「じん」、訓読みは「ちり」と読みます。
・『芥子粒』【けしつぶ】
「ケシの種子」を表す言葉であり、これ以外にも非常に小さなものを表す時にも使うことが可能です。
・『拾芥』【しゅうかい】
「小さなものを拾うこと」であり、転じて「とても手に入りやすいこと」を表す意味としても使われます。
中世日本の類書としては「拾芥抄」があります。
まとめ
「芥」はカラシナを表す意味や、物事がとても小さいことを表す時に使う漢字です。
「芥」は植物の名前から人名に対してもよく使われる漢字であり、有名なものには作家の「芥川龍之介」があります。