くさかんむりに重で「董」の読み方とは?簡単に解釈

くさかんむりに重で「董」の読み方とは? 読み方

くさかんむりに重と書く「董」は何と読みどのような意味を持つのでしょうか。

今回は、「董」の読み方と意味について解説します。

くさかんむりに重で「董」の読み方

「董」の読み方は音読みでは「トウ」、訓読みでは「ただす」です。

「董」の意味や解説

「董」とは、「とりしまる」を意味する言葉です。

組織を引き締めたり不正を摘発したりなどあるべき理想的な状態に近づけるための活動を指します。

治安維持や風紀の徹底など特定の相手ではなく社会や組織など集団の乱れを正し秩序を保つための行為を表す言葉です。

一般的には権力を背景にある程度の強制力を用いて行われる活動を意味し、ボランティアのような有志による活動ではなくきちんと枠組みが設けられた上で行われる組織的な取り締まり活動を表します。

基本的には法律や規則など明確なルールに基づいて実行される活動を指しますが倫理や道徳など明文化されていない基準をもとに行われる活動を指す場合もあります。

「董」の熟語での使い方や使われ方

・『董正』【とうせい】
「正しい状態になるよう取り締まること」を意味します。

乱れた態度を注意したり犯罪者を捕まえたりなどあるべき状態になるよう歪んだ現状を正すことを意味します。

一般的には支配者や統治者によって行われる大規模な取り締まりやそのような体制を指す表現です。

・『董督』【とうとく】
「組織や民衆を監督し正しく治めること」を意味します。

集団を乱すことなく正しい状態にすることを指す言葉で、行動を見張ったり規則や罰則で引き締めたりなど上の立場から下の者に目を向け責任と力をもって管理する行為を表します。

・『骨董』【こっとう】
「歴史的価値が認められる美術品や芸術品」のことです。

希少性や金銭的価値だけではなく歴史的価値が認められる逸品に対して用いる表現です。

まとめ

「董」はさまざまな熟語で使われるほか人名でもよく見るので正しい読み方度意味を憶えておきましょう。

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