くさかんむりに青で「菁」の読み方とは?簡単に解釈

くさかんむりに青で「菁」の読み方とは? 読み方

くさかんむりに青と書く「菁」は何と読みどのような意味を持つのでしょうか。

今回は、「菁」の読み方と意味について解説します。

くさかんむりに青で「菁」の読み方

「菁」の読み方は音読みでは「セイ」「ショウ」、訓読みでは「かぶ」「かぶら」です。

「菁」の意味や解説

「菁」とは、「アブラナ科アブラナ属の多年草で食用野菜の一種であるカブ」もしくは「ネギ属に属する緑色で長い葉の食用野菜であるニラ」を指す言葉です。

「菁」は一般的に白くて球に近い形の根と緑の葉からなる食用野菜のカブを指す言葉として使われていますが、中華料理の炒め物などでよく使う全く別の野菜であるニラの意味もあります。

現在はほとんどがカブの意味で使われていますがニラを指す意味で使うこともあるので注意が必要です。

カブは成長が早く青々とした葉がよく伸びることから転じて「草木が生き生きと生い茂り華やかな様子」という意味でも使われています。

「菁」の熟語での使い方や使われ方

・『菁莪』【せいが】
「人材を育てること」を意味します。
人に対して教育を施し人材として育成する様子を表す言葉で、カブの葉がすくすくと育つように優秀な人材を惜しみなく育ててその才覚を伸ばすことを表します。
特に優れた才能の育成や多くの人材の輩出など人を育てることそのものを楽しむという意味でも使われる表現です。
基本的には何もないところから人を育てることを意味する言葉なので経験者を育てたり優秀な人材に更に教育を施したりするのではなく、しょうらいが期待される若い才能に教育を施し人材として育てる様子を表します。

・『菁菁』【せいせい】
「草木が青々と生い茂っているさま」を指します。
生命力があふれんばかりに力強く草木が育っている様子を表す言葉です。

まとめ

「菁」は野菜として食されている植物を意味する言葉ですが、全く異なる別の野菜を指す意味を持ち合わせているのでどちらの野菜を指すのか混乱しないよう注意しましょう。

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