この記事では、さんずいへんに京で「涼」の読み方を分かりやすく説明していきます。
さんずいへんに京で「涼」の読み方
「涼」は心地よい冷気を指す言葉としてスズしいやスズむという風に訓読みではスズと読まれ、音読みではリョウです。
様々な送り仮名に対応してスズと読む文字ですが、常用外の読み方ではウスいと読むこともあります。
「涼」の意味や解説
「涼」は基本的に訓読み通りすずしさを指す漢字です。
暑い時期の快適で心地よい冷たさというような意味合いで使われることも多く、そういった冷たい意味合いのある快適さという意味で熟語に使われることが多いです。
またそのすずしさを寒さと捉え、物寂しさという意味やなにかに乏しくうすいという意味で使われることもあります。
「涼」の熟語での使い方や使われ方
・『涼風』【スズカゼ・リョウフウ】
文字通り涼しい風を指す言葉ですが、特に夏の終わり頃に吹く秋が近いことを感じさせるような涼しさのある風を指します。
・『清涼』【セイリョウ】
すがすがしくさわやかなことを指す言葉です。
暑い時期の涼しさには清々しさや爽やかさを感じることから、間接的に類似の意味を持つ文字としてすがすがしいやさわやかという意味を持つ清と合わさってできた熟語です。
・『荒涼』【コウリョウ】
あれはてて物寂しい状態を表現する言葉です。
「涼」の一般的な使い方や意味ではないとぼしいという意味で使われている熟語になります。
まとめ
「涼」は基本的に快適な冷たさを指す文字としてスズしいやリョウと読まれ、熟語では気持ちよさを指す文字として使われることもあります。
ですが一般的な使い方ではないものの薄い乏しいという意味で使われることもあり、そういう意味で熟語に使われることも多少ある漢字です。
ただし「涼」をその意味で訓読みして使い「涼い」でウスいと読むのは、間違いではありませんが現在殆ど使われていません。