にんべんに白で「伯」の読み方とは?簡単に解釈

にんべんに白で「伯」の読み方とは? 読み方

にんべんに白と書く「伯」は何と読みどんな意味を持つのでしょうか。

今回は、「伯」の読み方と意味について解説します。

にんべんに白で「伯」の読み方

「伯」の読み方は音読みでは「ハク」「バク」「ハ」、訓読みでは「はたがしら」「かしら」「おさ」です。

「伯」の意味や解説

「伯」とは、「長じている者」を指す言葉です。

一番優れた才能を持っていたり年長だったりなど他のものと比較したときに長じている部分を持つ人を指します。

長じているという基本的な意味は同じでも使い方によっていろいろな意味合いに変わる言葉です。

「はたがしら」と読む場合は徒党を組むものや諸侯の中でも一番目立ち集団のシンボルになる存在を指します。

その他にも両親の兄弟や姉妹を表す意味で使われるほか、兄妹姉妹の最年長という意味もあります。

優秀な才能を持った人に対する尊称や貴族の爵位など敬意を込めて使うこともある言葉です。

アメリカを「米」、フランスを「仏」と漢字一字で表すようにブラジルのことを「伯」と表します。

「伯」の熟語での使い方や使われ方

・『伯父』【おじ】
「両親の兄」を指す言葉です。

両親の姉は「伯母」【おば】です。

兄や姉など両親よりも年上のきょうだいを表す言葉であり、両親の弟や妹など年下のきょうだいは「叔父」「叔母」と表現します。

・『伯爵』【はくしゃく】
「貴族の階級のうち子爵よりも上で侯爵よりも下の階級」のことです。

英語では「count」「earl」ドイツ語では「Graf」に当たる貴族の階級を指します。

・『画伯』【がはく】
「絵の上手な人に対する敬称」です。

「伯」は優れた才能を持つ人に対する敬称で、優れた詩を詠む人は「詩伯」といいます。

まとめ

「伯」はさまざまな意味で使われる言葉です。

本来の意味を正しく理解した上でそれぞれの意味を知っておきましょう。

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