さんずいへんに合で「洽」の読み方とは?簡単に解釈

さんずいへんに合で「洽」の読み方とは? 読み方

この記事では、「洽」の読み方を分かりやすく説明していきます。

さんずいに合うで「洽」の読み方

「洽」という漢字は訓読みでは「洽(あまね)し」「洽(うるお)う」と読み、音読みでは「コウ」「ギョウ」と読みます。

「洽」の意味や解説

「洽」には「あまねし」「広く行き渡る」「うるおう」「うるおす」という意味が含まれています。

「洽」は流れる水の象形である「さんずい」にふたと容器の象形である「合」を組み合わせ、形声文字として成り立った漢字です。

「洽(あまね)し」「隅々まで広く行き渡る様」「残すところがない様」「くまない」という意味を表す言葉であり、「遍(あまね)し」「普(あまね)し」とも表記されます。

「洽」の熟語での使い方や使われ方

・『浹洽』【しょうこう】
「隅々まで行き渡ること」「心が打ち解けること」「睦まじいこと」「慣れ親しむこと」を意味する言葉です。

・『洽覧』【こうらん】
「隅々まで残すところなく見ること」を意味する言葉です。

・『洽汗』【こうかん】
「汗をかくこと」を意味する言葉です。

・『博洽』【はっこう/はくこう】
「あまねく行き渡ること」「様々な学問に広く通じていることやその様」「博学」「博識」を意味する言葉です。

・『普洽』【ふこう】
「広く行き渡ること」を意味する言葉です。

・『洽覧深識』【こうらんしんしき】
「見聞がとても広く博識な様」を意味する四字熟語です。

「洽覧」「あまねく見ること」「書物をあまねく読むこと」を意味し、「深識」は知識が深いことを意味しています。

まとめ

「洽」は訓読みでは「洽(あまね)し」「洽(うるお)う」と読み、音読みでは「コウ」「ギョウ」と読む漢字です。

そして、「洽」には「あまねし」「うるおう」などの意味が含まれています。

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