さんずいへんに木と水で「漆」の読み方とは?簡単に解釈

「漆」の読み方とは? 読み方

この記事では、「漆」の読み方を分かりやすく説明していきます。

さんずいに「木」、「水」で「漆」の読み方

「漆」は音読みでは、「シツ」「シチ」と読みます。

また、訓読みで「うるし」と読みます。

「漆」の意味や解説

「漆」とは、黒いことを表しています。

または、植物の「ウルシ」や、その樹液から採取した塗料のことを意味しています。

「ウルシ」はウルシ科ウルシ属に分類されている落葉高木のことを言います。

「ウルシ」はアジアが原産で、樹高は3m〜10mくらいあります。

「ウルシ」の葉は互生の奇数羽状複葉です。

秋に紅葉し、10月〜11月が見頃です。

「ウルシ」の開花時期は5月〜6月頃、円錐花序で5弁花の黄緑色の小花が多数咲きます。

また、8月〜10月頃に実がなり、扁球形で光沢のある黄褐色や茶色をしています。

「ウルシ」の樹液は染料、薬用に利用されています。

また、材はクラフト材などに使われています。

「ウルシ」は英語で「Chinese lacquer tree」「Japanese lacquer tree」などと表記します。

「ウルシ」はかぶれに注意が必要です。

「漆」の熟語での使い方や使われ方

・『漆器』【しっき】
漆を塗った器や道具などのことを意味しています。

・『漆喰壁』【しっくいかべ】
石灰、ふのり、麻糸、粘土などに水を混ぜて練ったものを、建物の壁などに塗ったものを表しています。

・『漆黒』【しっこく】
漆を塗ったような真っ黒な状態や様子のことを指しています。

まとめ

言葉の読み方や意味などを知ることで、より適切に使えるようになるでしょう。

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