さんずいへんに豪で「濠」の読み方とは?簡単に解釈

さんずいへんに豪で「濠」の読み方とは? 読み方

この記事では、「濠」の読み方を分かりやすく説明していきます。

さんずいへんに豪で「濠」の読み方

濠は、音読みでごうと読む事が可能な漢字です。

訓読みでは、ほりと読む事も出来ます。

「濠」の意味や解説

漢字表記を見れば理解出来る様に濠は、さんずいへんに豪の漢字を付け足す事で完成した漢字です。

敵の侵入を防ぐ目的で城の周りを掘ったほりという意味の他にも、土地を掘って水を巡らせた所、といった意味も有しています。

そんな濠は、漢字検定では準1級クラスとなっていますが、常用漢字には含まれてはいません。

そのため大抵の人にとっては、それ程馴染みがない漢字の1つとなっています。

「濠」の熟語での使い方や使われ方

・『内濠』【うちぼり】
「城の周囲を2重に巡らせたほりの中で、内側に掘られたほり」という意味の言葉です。

ただじ現在では、内堀と表記される事が多い言葉となっています。

・『環濠』【かんごう】
「周囲にほりを巡らせる事」とか「ほりを使って囲む事」といった意味を所有する言葉です。

・『雪濠』【せつごう】
「高山の稜線の窪地で見られる雪がたまって出来た濠状のもの」を示す言葉となっています。

夏になっても、残雪がある事が多いです。

まとめ

さんずいへんの横に豪の漢字を加える事で誕生した濠は、音読みでごう、訓読みでは、ほりと読む事が出来ます。

更に濠は、敵の侵入を防止すべく城を取り囲む形で掘られそこに水を入れたほりや、土地を堀って水を通した場所という意味を所有する漢字として使用されているのです。

ただし常用漢字外となっているので、テレビや新聞等のメディア上でこの漢字を見掛ける事はほぼありません。

お陰で大半の人にとっては、目にしたり、使用する機会というのは少ない漢字となっているのです。

故にほりを表現する際にも、この濠ではなく、常用漢字である堀が使用される事も珍しくなかったりします。

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