しんにょうに孫で「遜」の読み方とは?簡単に解釈

しんにょうに孫で「遜」の読み方とは? 読み方

この記事では、「遜」の読み方を分かりやすく説明していきます。

しんにょうに孫で「遜」の読み方

「遜」という漢字は訓読みでは「遜(のが)れる」「遜(へりくだ)る」「遜(ゆず)る」と読み、音読みでは「ソン」と読みます。

「遜」の意味や解説

「遜」には「へりくだる」「控えめな態度をとる」「おとる」「引けを取る」「ゆずる」「のがれる」「逃げ去る」などの意味が含まれています。

「遜」は十字路と立ち止まる足の象形である「しんにょう」に糸の先端と頭部が大きくて、手足が柔らかい乳児の象形である「孫」を組み合わせ、「逃れる」「逃げ去る」という意味を表す形声文字として成り立った漢字です。

「遜」の熟語での使い方や使われ方

・『謙遜』【けんそん】
「へりくだること」「控え目な態度をとることやその様」を意味する言葉です。

・『遜辞』【そんじ】
「へりくだっていう言葉」を意味する言葉であり、「謙辞(けんじ)」とも表現されます。

・『遜譲』【そんじょう】
「へりくだって譲ること」を意味する言葉です。

・『遜色』【そんしょく】
「他と比べて劣っていること」「見劣り」を意味する言葉です。

・『不遜』【ふそん】
「へりくだる気持ちがないこと」「思い上がっていること」などを意味する言葉です。

・『抑遜』【よくそん】
「抑えて控え目にすること」「慢心を抑えること」を意味する言葉です。

・『傲岸不遜』【ごうがんふそん】
「人を見下して、へりくだる気持ちがないことやその様」を意味する四字熟語です。

まとめ

「遜」は訓読みでは「遜(のが)れる」「遜(へりくだ)る」「遜(ゆず)る」と読み、音読みでは「ソン」と読む漢字でした。

そして、「遜」には「へりくだる」「控えめな態度をとる」「ゆずる」「のがれる」などの意味が含まれています。

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