この記事では、「凋」の読み方を分かりやすく説明していきます。
にすいに周で「凋」の読み方
凋は、音読みでちょうと読む事が可能な漢字です。
訓読みでは、しぼと読む事が出来ます。
「凋」の意味や解説
文字表記を見れば直ぐに理解出来る事でしょうが凋は、にすいの横に周の漢字を付け足す事によって成立した漢字です。
そんな凋は、しぼむや植物がしおれる、衰えるに枯れるといった意味を所有しています。
総画数は10画であり、漢字検定では準1級クラスとなっていますが、残念ながら現在の常用漢字には含まれていません。
お陰で普段の生活の中で、この漢字を見掛けたり使う機会というのは、決して多くはなかったりするのです。
「凋」の熟語での使い方や使われ方
・『凋落』【ちょうらく】
「花とか葉がしぼんで落ちてしまう事」や「落ちぶれる事」といった意味を持つ言葉として、利用されています。
・『凋残』【ちょうざん】
「すっかり衰えてしまう事」とか「落ちぶれてしまう事」という意味を表現する言葉として、この凋残は使われているのです。
・『枯凋』【こちょう】
「枯れて萎んでしまう」や「物事が衰えてしまう事」といった意味の言葉として、駆使されています。
まとめ
にすいの隣に周の文字を組み合わせる事によって完成した凋は、音読みでちょう、訓読みではしぼという風に読まれている漢字です。
更にしぼむや衰える、草木がしおれる、勢いがなくなってしまう等の意味を有しています。
とはいえ常用漢字からは外れてしまっているため、雑誌や新聞等のメディア関連では、基本的に用いられてはいない漢字となっているのです。
そのため日常生活の場で、この漢字を目にしたり使用する場面は余りなかったりします。
以上の事からこの凋は、大半の現代人にとって馴染みがあるとは言えない漢字の1つとなっているのです。