にんべんに交で「佼」の読み方とは?簡単に解釈

にんべんに交で「佼」の読み方とは? 読み方

にんべんに交と書く「佼」は何と読みどのんな意味を持つのでしょうか。

今回は、「佼」の読み方と意味について解説します。

にんべんに交で「佼」の読み方

「佼」の読み方は音読みでは「コウ」「キョウ」、訓読みでは「うつく?しい」です。

「佼」の意味や解説

「佼」とは、「美しい」もしくは「ずるい」という意味を持つ言葉です。

「佼」には大きく分けて2つの意味があります。

1つは美的に優れているというポジティブな意味、もう1つは悪いことに知恵が回るという褒めつつもネガティブな意味です。

いい意味で使う場合は顔立ちの素晴らしさや造形の優秀さを示す「美しい」という意味になり、特に女性の美しさを表すときに用いられます。

ネガティブな意味合いで使う場合は「ずるい」「悪賢い」など頭は回るがその頭の良さが良いことに使われず悪いことを達成するために使われるさまを表します。

頭の良さを褒める意味合いが含まれているものの卑怯で堂々としていない様子を悪く見ている表現です。

「佼」の熟語での使い方や使われ方

・『佼黠』【こうかつ】
「悪賢くて抜け目がないこと」を表す言葉です。
「黠」には腹黒いという意味があり内心で考えている悪い事を表には出さず内に秘めている様子を表します。
悪い考えを内に秘めながら抜け目なく振る舞うさまを指すときに用いられる表現です。
一般的には「狡猾」という表記を使うことが多いのですが意味は同じです。

・『佼人』【こうじん】
「美しい女性」を意味します。
類まれなる美貌を持つ人を指す言葉で一般的には見目麗しい女性に対して用いる表現です。
人の美しさには外見だけでなく内面の要素も関わりますが、基本的に内面は関係なく見た目の美しさのみを意味する言葉です。

まとめ

「佼」は複数の意味を持つのでそれぞれの意味と正しい読み方を知っておきましょう。

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