にんべんに凧で「佩」の読み方とは?簡単に解釈

にんべんに凧で「佩」の読み方とは? 読み方

にんべんに凧と書く「佩」は何と読みどのような意味を持つのでしょうか。

今回は、「佩」の読み方と意味について解説します。

にんべんに凧で「佩」の読み方

「佩」の読み方は音読みでは「ハイ」、訓読みでは「お?びる」「は?く」「おびだま」です。

「佩」の意味や解説

「佩」とは、「体のどこかに着けること」を意味する言葉です。

装身具や携行道具などを体のどこかに装着することを表します。

基本的には取り外しが可能な衣服以外のものに対して使う表現であり、コートやズボンなど身にまとうものに対しては用いません。

靴や手袋を身につけること場合は「履く」【はく】といい、意味は非常によく似ていますが小物や道具を身につけるのが「佩」で靴や手袋など身体に密着するものを直接装着するのが「履」という基準で使い分けられています。

ある程度大きなものに対して用いることが多く、特に剣や刀など武器を身につける意味で用いられている言葉です。

「佩」の熟語での使い方や使われ方

・『佩刀』【はいとう】
「おびている刀」を指す言葉です。
荷物として持ち運んでいる刀ではなく武器として腰に差し危険が迫ったらいつでも抜けるよう装備している状態にある刀に対して用いる表現です。
その時に身につけている刀を差す意味のほか「普段からおびている愛用の刀」という意味もあります。
刀に限らず幅広く装備している刀剣類を指す場合は「佩剣」【はいけん】という表現を使います。

・『感佩』【かんぱい】
「しっかりと心にとめ置いて忘れないこと」を表します。
常に心におびている気持ちを表す言葉で、特に強く感謝して忘れない気持ちを示す表現です。

まとめ

「佩」は体から離れないようしっかりと身につけているさまを表す言葉です。

日常ではあまり使わない言葉ですが正しい意味と読み方を知っておきましょう。

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