この記事では、「傅」の読み方を分かりやすく説明していきます。
にんべんに?で「傅」の読み方
傅は、音読みでふと読む事が出来る漢字です。
更に訓読みでは、つやかしず、もりという読み方が出来ます。
「傅」の意味や解説
見れば分かる様に傅は、にんべんに?の漢字を付け足す事で成立した漢字となっているのです。
そんな傅は、かしずく事やそばに付き添う、おもり役といった意味を所有しています。
もっとも傅は、現代では常用漢字に含まれていないので、日常の中でこの漢字を目にする機会は決して多くはなく、現代人にとっては余り馴染みがない漢字と言えるのです。
「傅」の熟語での使い方や使われ方
・『傅き人』【かしずきびと】
「付き添いながら世話をする人」や「後見人」という意味の言葉として、用いられています。
・『傅育』【ふいく】
「高い身分の人の子に付き従いつつ、大切に育てる」といった意味の言葉として、使用されているのです。
具体的には、王子の傅育係、といった使い方を見掛ける事が出来る言葉となっています。
・『傅き娘』【かしずきむすめ】
「大事に養育している娘」とか「秘蔵の娘」という意味の言葉として、駆使されているのです。
まとめ
にんべんの横に?の漢字を付け加える事により完成した傅は、音読みでふ、訓読みで、つとかもり、かしずと読まれる漢字となっています。
意味としては、子供を大事に守り育てるや養育係としてそばに付き添う、もり役等という意味を指し示す漢字として利用されているのです。
とはいえ傅の漢字自体は、現在では滅多に見掛ける事がなかったりします。
というのも傅は、常用漢字には含まれていないため、雑誌や新聞、テレビ等ではほぼ見掛ける事がありません。
なので現代人にとっては、基本的に馴染みがない漢字の1つであり、使用する機会がかなり限られた漢字であると言えるのです。