この記事では、「傀」の読み方を分かりやすく説明していきます。
にんべんに鬼で「傀」の読み方
「傀」という漢字は訓読みでは「カイ」や「キ」、「ケ」と読み、音読みでは「くぐつ」や「傀(おお)きい」と読みます。
「傀」の意味や解説
「傀」には「おおきい」や「立派な」、「怪しい」や「もののけ」、「傀儡(くぐつ/かいらい)」や「木偶(でく)」、「操り人形」などの意味が含まれています。
「傀」での熟語での使い方や使われ方
・『傀儡』【かいらい】
「操り人形」や「くぐつ」、「木偶」、転じて、「自分の主義や主張を示さず、他者の言いなりになって利用されている人」や「でくの坊」を意味する言葉です。
・『傀儡師』【かいらいし】
「諸国を回って公演していた人形芸人」や「歌舞伎舞踊」、「黒幕」や「陰から人を操る者」を意味する言葉です。
・『傀儡』【くぐつ】
「歌などに合わせて舞わせる操り人形」や「木偶」、「かいらい」、「傀儡回し」や「傀儡師」、「舞妓」や「遊女」を意味する言葉です。
・『傀儡師』【くぐつし】
「諸国を回って公演していた人形芸人」を意味する言葉です。
・『傀儡回し』【くぐつまわし】
「諸国を回って公演していた人形芸人」を意味する言葉です。
・『傀儡女』【くぐつめ】
傀儡師の女が売春もしたことに因んで、「舞妓」や「遊女」を意味する言葉です。
・『傀儡政権』【かいらいせいけん】
「表面上だけ独立していて、実質他国に支配されている政権」を意味する言葉です。
まとめ
「傀」は訓読みでは「カイ」や「キ」、「ケ」と読み、音読みでは「くぐつ」や「傀(おお)きい」と読む漢字です。
そして、「傀」は「おおきい」や「怪しい」や「もののけ」、「傀儡」などの意味が含まれています。