のぎへんに希と書く漢字には「稀」があります。
この記事では、「稀」の読み方を分かりやすく説明していきます。
のぎへんに希で「稀」の読み方
「稀」は音読みで「き」や「け」と読み、訓読みは「まれ」や「稀い」で「うすい」と読みます。
「うすい」は「薄い」と書くことが可能です。
「稀」の意味や解説
「稀」は物事や存在が珍しいことや少ないことを表す時に使う言葉です。
「稀」はこれ以外にも程度や状態が薄いことやまばらなことを表す時にも使うことが可能です。
「稀」は実現したり存在することは非常に珍しいことに対して使う言葉であり、英語ではレアと表現します。
「稀」に使われている「希」は同じ意味の言葉であり、読み方も音読みが「き」や「け」、訓読みが「まれ」となっています。
この「稀」と「希」は書きかえ字となっており、どちらを使っても問題ありません。
「稀」の熟語での使い方や使われ方
・『稀薄』【きはく】
「気体や液体の濃度や密度が薄い」ことを表す言葉であり、こちらは人の心や熱意などが乏しい状態を表す時にも使うことが可能です。
「稀薄」は人間関係や繋がりに対して使うことも可能です。
・『稀少』【きしょう】
「物事や存在がとても珍しいこと」を表す言葉です。
生息数が非常に少ない動物を表す言葉には「稀少動物」があり、こちらは絶滅する危険性があるものも存在します。
「稀少価値」が高い美術品や骨董品は高い値段が付くこともあり、コレクターから人気があります。
・『稀有』【けう】
「物事や存在、現象が非常に珍しいこと」を表す言葉です。
めったにないことを表す意味もあり、そこから普段では起こらない不思議なことを表す時にも使われるようになりました。
まとめ
「稀」は物事や存在がとても珍しいことを示す言葉であり、英語ではレアと表現します。