りっしんべんに栗で「慄」の読み方とは?簡単に解釈

りっしんべんに栗で「慄」の読み方とは? 読み方

りっしんべんに栗と書く「慄」は何と読みどのような意味を持つのでしょうか。

今回は、「慄」の読み方と意味について解説します。

りっしんべんに栗で「慄」の読み方

「慄」の読み方は音読みでは「リツ」、訓読みでは「おのの?く」「おそ?れる」です。

「慄」の意味や解説

「慄」とは、「恐怖心を抱くこと」「恐怖心から体に震えがくること」を意味する言葉です。

物事に圧倒されて心が弱り不安になるさまを表します。

身に迫る危険や予想される困難など不幸な出来事にそうぐうしたときに生じる恐怖心やそのような恐怖心からくる身体反応を指す言葉で心の反応と体の反応の両方で使う表現です。

一般的には恐ろしさを感じて消極的になったり腰が引けたりなどで心が折れる様子に対して用いられることが多く、恐怖心が行動を阻害するさまを表します。

「慄」の熟語での使い方や使われ方

・『戦慄』【せんりつ】
「恐怖心により体が震えること」を意味します。
人は極度の恐怖にさらされると意思とは無関係に体が反応し体が震えます。
あまりの恐ろしさから手足や声がガクガクブルブルとふるえてしまうさまを表す言葉が「戦慄」です。
一般的には身体の反応に加え「恐怖により冷静さを欠いて乱れる」という「動揺」「混乱」といったニュアンスを含んで使われます。

・『寒慄』【かんりつ】
「恐怖に寒気が走ること」を意味します。
強い恐怖を感じると鳥肌が立ったり背筋が震えたりなど寒い時と似た反応が出ることから無意識に反応してしまうほどの強い恐怖のことを「寒慄」と表現します。
身の毛がよだつほどの恐ろしさを意味し特に生理的な恐怖に対してよく使う表現です。

まとめ

「慄」はさまざまな恐怖や恐れからくる反応を表す言葉です。

恐ろしさの原因によりいろいろな熟語になるのでそれぞれの意味を正しく理解して使い分けましょう。

読み方
シェアする
言葉の読み方辞典
タイトルとURLをコピーしました