りっしんべんに隹で「惟」の読み方とは?簡単に解釈

りっしんべんに隹で「惟」の読み方とは? 読み方

この記事では、「惟」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「惟」の読み方

「惟」は、音読みでは「い」「ゆい」と読みます。

また、訓読みでは「おも(う)」「これ」「ただ」と読みます。

「惟」の意味や解説

「惟」「思う。

よく考える」
という意味があります。

少し考えて何かを決めるのではなく、じっくり考えるような姿を指す言葉になります。

また、「惟」には、「はい」という承諾の返事の意味があります。

また「惟」には、「ただ」「もっぱら」という意味があります。

「惟」の熟語での使い方や使われ方

・『思惟』【しい】
「考えること」という意味があります。
思考することを「思惟」と呼びます。
また、哲学で、感覚や知覚とは異なる知的精神作用のことを「思惟」と呼ぶことがあります。
「思惟」「しゆい」と読む場合もあります。
「半跏思惟像(はんかしいぞう)」は、仏像の一つで、深い考えを巡らせている仏様の姿を形にした仏像を指す言葉になります。

・『唯唯諾諾』【いいだくだく】
「少しも逆らわずに、他人の言いなりになる様子」を意味する四文字熟語です。
「唯唯」「はいはい」と返事をする様子を意味し、「諾諾」は、他人の意見に逆らわずに承諾することを意味します。
誰かが何かを言った時、特に権力者が何かを言った時に、「はいはい」と言いながら、承諾してしまうような様子を指す言葉になります。

・『惟神』【かんながら】
「神であるままに」「神として」という意味があります。
かつては「かむながら」と表記したと言われています。
「かむ」「神」「な」「の」を意味し、「から」「素性や性質」を意味するため、「神の性質のまま」という意味が含まれています。

まとめ

「惟」「思う」という意味があります。

また「はい」という返事の意味もあります。

現在も、「唯唯諾諾」「思惟」などという熟語や四文字熟語で見かける言葉になります。

読み方
シェアする
言葉の読み方辞典
タイトルとURLをコピーしました