口へんに區と書く漢字には「嘔」があります。
この記事では、「嘔」の読み方を分かりやすく説明していきます。
口へんに區で「嘔」の読み方
「嘔」は音読みで「おう」や「く」と読み、訓読みは「嘔く」で「はく」、「嘔う」で「うたう」と読みます。
「はく」は「吐く」、「うたう」は「歌う」と書くことが可能です。
「嘔」の意味や解説
「嘔」は食べたものなどを吐くことや戻すことを示す時に使う言葉です。
「嘔」を使った言葉には「嘔吐(おうと)」があり、こちらは口の中から胃の内容物を吐き出すことを示す時に使います。
「嘔吐」は単純に食べ過ぎた時やお酒の飲み過ぎ以外にも、特定の病気の症状として現れることもあります。
「嘔」はこれ以外にも歌うことや子どもの声、鳥の声を示す時にも使うことが可能です。
これらの声は綺麗なものから、やかましい声を表す時にも使います。
「嘔」の熟語での使い方や使われ方
・『嘔吐』【おうと】
「口から胃の内容物を吐き出す行為」を示す言葉です。
「嘔吐」は食事やお酒を食べ過ぎたことから発生するものや、特定の病気症状として現れるものもあります。
「嘔吐」によって吐き出されたものは「吐瀉物(としゃぶつ)」と表現します。
・『嘔吐く』【えずく】
「一度食べたものを口から出す行為」を示す言葉であり、こちらは一般的には行儀が悪いものとして知られています。
「嘔吐く」は人間が食べたものが危険だと思った際に発生することもあります。
・『嘔歌』【おうか】
「声を合わせて歌うこと」を表す言葉です。
「嘔歌」の類義語としては「謳歌」があり、こちらは歌うこと以外にも幸せや喜びを皆で楽しむことを示す意味があります。
まとめ
「嘔」は食べたものを口から吐き出すことを示す言葉です。
「嘔吐」は食べ過ぎた時や病気の症状などが原因で発生します。
