土へんに申で「坤」の読み方とは?簡単に解釈

土へんに申で「坤」の読み方とは?簡単に解釈 読み方

この記事では、「坤」の読み方を分かりやすく説明していきます。

土へんに申で「坤」の読み方

坤は、音読みでこんと読まれる漢字です。

訓読みとしては、つちやひつじさると読む事が出来ます。

「坤」の意味や解説

文字で表記されたものを目にすれば即座に分かる事でしょうが坤は、土へんの横に申の文字を付け足す事によって誕生した漢字です。

そんな坤は、土とか大地、女性をさす語に易の八卦の1つ、ひつじさるに南西の方角等の意味を有する漢字として使われています。

画数は全部で8画で、漢字検定においては準1級レベルとなっていますが、残念ながら現在の常用漢字からは外れてしまっているのです。

そのため普段の生活の中で、この漢字を目にしたり、利用するケースは多くありません。

「坤」の熟語での使い方や使われ方

・『乾坤』【けんこん】
「天と地」「易の卦である乾と坤」「陰と陽」といった意味を持っている言葉として、使用されています。

・『乾坤一擲』【けんこんいってき】
「運命をかけた大勝負をする事」を意味する言葉として、この乾坤一擲は利用されているのです。

・『別乾坤』【べつけんこん】
「普通とは違う世界」とか「別天地や別世界」という意味がある言葉なっています。

まとめ

土へんの隣に申を加える事によって成立した坤は、音読みでこん、訓読みでつちやひつじさると読む事が可能な漢字です。

更に大地とか土、女性や妻、ひつじさるに南西の方角等の意味を所有する漢字となっています。

ただし常用漢字には含まれていないため、テレビや雑誌等のメディア関連では、ほとんど使われていない漢字です。

お陰で日常の場でこの漢字を見掛けたり、駆使する場面というのはほとんどなかったりします。

故に大抵の現代人にとっては、決して馴染み深いとは言えない漢字の1つと言えるのです。

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