女へんに口と書く漢字には「如」があります。
この記事では、「如」の読み方を分かりやすく説明していきます。
女へんに口で「如」の読み方
「如」は音読みで「じょ」や「にょ」と読み、訓読みは「如く」で「しく」や「ゆく」、「如し」で「ごとし」や「もし」と読みます。
「如」の意味や解説
「如」は状態がその通りである様や、そのままであることを表す時に使います。
「如し」は「ごとし」と読み、こちらは○○のようだという意味の助詞としてよく使われます。
「如」はこれ以外に状態を表す時に添える言葉としても使うことが可能です。
「如」はこれ以外にも場所へ往くことや仮定表現を示す時にも使います。
「如」は熟語としてもよく使われる言葉であり、「如何」は「いかが」と読みます。
「如意」は僧が読経や説法の際に使う仏具であり、こちらは西遊記に登場する「如意棒(にょいぼう)」が有名です。
この時に使われる「如意」は自分の思うがままになることを表します。
「如」の熟語での使い方や使われ方
・『如実』【にょじつ】
「現実のままであること」を表す言葉であり、事実がそのままで正しいことを表す時にも使います。
・『欠如』【けつじょ】
「欠けて足りないこと」を表す言葉です。
「欠如」は物理的なものから心理的なものなどが不足していることを表す時に使うことが可能です。
「欠如」は元々備わっているものや必要なものが不足していることを表す時に使います。
・『面目躍如』【めんもくやくじょ】
「実力を発揮して世間から認められること」であり、いきいきとした状態を表すのが特徴です。
「面目躍如」の類義語としては「名誉挽回」がありますが、こちらは失敗した状況から活躍することを示す場合に使います。
まとめ
「如」は「ごとし」や「もし」のように助詞として使われることが多く、これ以外にも状態がそのままであることを示す時にも使います。