口へんに束欠で「嗽」の読み方とは?簡単に解釈

口へんに束欠で「嗽」の読み方とは? 読み方

口へんに束欠と書く「嗽」は何と読みどのような意味があるのでしょうか。

今回は、「嗽」の読み方と意味について解説します。

口へんに束欠で「嗽」の読み方

「嗽」の読み方は音読みでは「ソウ」「ソク」、訓読みでは「うがい」「せき」「せ?く」「くちすす?ぐ」です。

「嗽」の意味や解説

「嗽」とは、「水などの液体を含んで吐き出し口中や喉をきれいにすること」「肺や気管に入り込んだ異物を除去するため強く息を吐き出すこと」を意味する言葉です。

口の中や喉をきれいにするため水などの液体を含みガラガラとゆすいで吐き出す行為を「うがい」といいます。

「嗽」はうがいやうがいをすることを意味し、喉奥まで水を深く飲み込んで吐き出すうがいから口の中の汚れを軽く水で洗い流すくちすすぎまで口から喉にかけて液体で洗い清める動作全般を表す言葉です。

喉奥に入り込んだ異物を吐き出す気管の生体反応を「せき」といいますが「嗽」には異物を除去するために強く息を吐き出す「せき」の意味もあります。

「嗽」の熟語での使い方や使われ方

・『嗽薬』【うがいぐすり】
「口の中や喉の奥を清潔に保つ効果があるうがい用の薬品」を指します。

消毒薬の一種で口の中や喉の奥に付着した雑菌などを殺菌するため口の中に含んでうがいするのに使う薬です。

・『鼻嗽』【はなうがい】
「鼻から液体を注ぎ口から出すうがいの一種」のことです。

通常のうがいは口に液体を含んで行いますが鼻から口につながる気道を洗浄する目的で行う鼻用のうがいを指します。

鼻詰まりの解消に高い効果を発揮しますが慣れていないととても苦しくむせてしまいます。

・『咳嗽』【がいそう】
「せき」のことです。

主に気管支炎など体調不良が原因で出るせきを指す医学用語です。

まとめ

「嗽」は言葉そのものは日常でも使いますが漢字で書く事はほとんどありません。

多くの人が読めない難読漢字なので正しい読み方と意味を憶えておきましょう。

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