己に心で「忌」の読み方とは?使い方など簡単に解釈

己に心で「忌」の読み方とは? 読み方

己に心と書く漢字には「忌」があります。

この記事では、「忌」の読み方を分かりやすく説明していきます。

己に心で「忌」の読み方

「忌」は音読みで「き」と読み、訓読みは「忌まわしい」「いまわしい」「忌む」「いむ」と読みます。

「忌」の意味や解説

「忌」は不吉なことや穢れたものを避ける時に使う言葉であり、こちらは様々な習慣や風習などで用いられます。

「忌」はこれ以外にも喪に服する時や死者や故人の命日を表す時にも使います。

親族が病気や事故で亡くなった場合に休むことを表す言葉には「忌引」があり、こちらは通常の欠席や欠勤扱いにならないのが特徴です。

「忌」は故人が亡くなったことを表す言葉であり、命日のことは「忌日」と呼ばれます。

この「忌日」から四十九日法要の間は「忌中」と呼ばれており、さらに一周忌法要が終わるまでの期間は「喪中」と表現します。

この「忌中」の間は様々なことを控えることが望ましいとされており、これが終わった「忌開け」は香典返しや神棚封じなどを解くのが通例です。

「忌」の熟語での使い方や使われ方

・『忌々しい』【いまいましい】
「とても腹立たしい心情」を表す言葉であり、癪に障るような状態を表す時にも使うことが可能です。

元々の「忌まわしい」はこのような怒りの感情を含みません。

・『忌避』【きひ】
「嫌って避けること」を表す言葉です。

この言葉は一般的な使い方以外にも法律用語としても使われています。

・『忌憚』【きたん】
「いやがることや遠慮すること」を表す言葉です。

この言葉は否定形である「忌憚なき」という使い方が有名であり、様々な意見を出してもらう時には「忌憚なき意見」という風に使います。

まとめ

「忌」は不吉なものや穢れたものを避けることを表す言葉です。

故人の命日は「忌日」と呼ばれ、そこから四十九日法要の間は「忌引」と呼ばれます。

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