この記事では、「帖」の読み方を分かりやすく説明していきます。
巾へんに占で「帖」の読み方
「帖」の漢字の音読みは「チョウ・ジョウ」で、訓読みは「かきもの・た(れる)」です。
「帖」の意味や解説
「帖」の漢字の意味としては、訓読みにある「かきもの」や「垂れる(たれる)」や、その他「石刷りの書や、習字の手本」及び「紙や海苔などを数える語、単位」等があります。
ちなみに、半紙は20枚、ちり紙は100枚、海苔は10枚で1帖と数えます。
「帖」の漢字のへんの「巾」は「布きれ」を意味し、つくりの「占」は「薄く平たい」ことの意味を持つため、「物を書きつけるための布」の意味から、「かきもの」を意味する「帖」という漢字が成立したとのことです。
「帖」の熟語での使い方や使われ方
・「帖」の漢字が「かきもの」の意味で使われている熟語:『画帖』【かじょう】
「絵をかくための帳面や、画集」を意味する熟語です。
・「帖」の漢字が「かきもの」の意味で使われている熟語:『手帖』【てちょう】
「常時手もとに置いて、メモを取るための小形の帳面」を意味する熟語です。
・「帖」の漢字が「垂れる(たれる)」の意味で使われている熟語:『帖耳』【ちょうじ】
「耳をたれること」を意味する熟語です。
・「帖」の漢字が「石刷りの書や、習字の手本」の意味で使われている熟語:『墨帖』【ぼくじょう】
「石などに刻まれた書道の手本とすべき古人の筆跡を拓本にして、それを折り本に仕立てたもの」を意味する熟語です。
まとめ
「帖」の漢字の音読みは「チョウ・ジョウ」で、訓読みは「かきもの・た(れる)」です。
また、「帖」の漢字の意味としては、かきもの」や「垂れる(たれる)」や、「石刷りの書や、習字の手本」及び「紙や海苔などを数える語、単位」等が挙げられます。