この記事では、「措」の読み方を分かりやすく説明していきます。
手へんに昔で「措」の読み方
措は、音読みでそやさく、しゃくにせきといった読み方が可能な漢字です。
訓読みでは、おとかはかとという読み方が出来ます。
「措」の意味や解説
文字表記を見れば即座に理解出来る事でしょうが措は、手へんの横に昔の文字を付け足す事によって成立した漢字です。
そんな措は、置くや物を置く、据え置くに振る舞う、処置する等の意味を所有しています。
総画数は11画で、漢字検定では3級レベルである上に、現在の常用漢字にも含まれているのです。
そのため普段の生活の中で、この漢字を見掛けたり、利用するケースはそこまで珍しくはありません。
「措」の熟語での使い方や使われ方
・『措置』【そち】
「事態に応じて必要な手続きを取る事」や「取り払う事により始末をつける事」という意味を指し示す言葉として、駆使されているのです。
・『措定』【そてい】
「ある事象や事物を存在し得るものとして立てたり、その内容を抽出し固定するという思考の作用」といった意味の言葉として、利用されています。
・『予措』【よそ】
「果実を輸送したり貯蔵するために、予め果皮を少し乾燥させる事」を指し示す言葉として、この予措は使われているのです。
まとめ
文字を目にすれば分かる様に措は、手へんの隣に昔の文字を組み合わせる事によって完成した言葉となっています。
音読みでは、そやさく、しゃくにせき、訓読みでは、おとかはくと読む事が出来る漢字です。
更に、物を置くとか取りはからう、振る舞うや処置する等の意味を持っています。
加えてこの措は、常用漢字にも含まれているので、テレビや新聞等のメディア関連でも普通に使用されている漢字です。
お陰で日常生活の場で、この漢字を目にしたり、使う機会はそれなりに存在しています。
