この記事では、「曙」の読み方を分かりやすく説明していきます。
日へんに署で「曙」の読み方
「曙」という漢字は訓読みでは「あけぼの」と読み、音読みでは「ショ」と読みます。
「曙」の意味や解説
「曙」には「あけぼの」や「暁(あかつき)」、「夜明け」という意味が含まれています。
「曙」は太陽の象形である「日へん」に網と集めた芝を台に積んで、火を焚く様子の象形である「署」を組み合わせ、「(日光が赤く輝く)あけぼの」という意味を表す形声文字として成り立った漢字です。
「曙(あけぼの)」は「ほんのりと夜が空け始めること」や「物事が新しく展開しようとする時」を意味する言葉です。
「曙」を使った例文
・『山頂から曙を眺めた』
・『この出来事は新たなる時代の曙となった』
「曙」の熟語での使い方や使われ方
・『曙雲』【しょうん】
「曙の雲」や「暁の雲」を意味する言葉です。
・『曙光』【しょこう】
「夜明けの頃、東の空に差してくる太陽の光」や「物事の前途に見え始めた明るい兆」などを意味する言葉です。
・『曙天』【しょてん】
「明け方の空」や「暁天」を意味する言葉です。
「曙」の地名での使われ方
・『曙』【あけぼの】
日本各地に所在する地名です。
・『曙町』【あけぼのちょう/あけぼのまち】
日本各地に所在する地名です。
・『曙川東』【あけがわひがし】
大阪府八尾市に所在する地名です。
・『曙台』【あけぼのだい】
大分県大分市に所在する地名です。
・『石川曙』【いしかわあけぼの】
沖縄県うるま市に所在する地名です。
・『今津曙町』【いまづあけぼのちょう】
兵庫県西宮市に所在する地名です。
まとめ
「曙」は訓読みでは「あけぼの」と読み、音読みでは「ショ」と読む漢字でした。
そして、「曙」には「あけぼの」や「暁(あかつき)」、「夜明け」という意味が含まれています。