月へんに退で「腿」の読み方とは?簡単に解釈

月へんに退で「腿」の読み方とは? 読み方

月へんに退と書く「腿」は何と読みどのような意味を持つのでしょうか。

今回は、「腿」の読み方と意味について解説します。

月へんに退で「腿」の読み方

「腿」の読み方は音読みでは「タイ」、訓読みでは「もも」です。

「腿」の意味や解説

「腿」とは、「足の股関節から膝までと膝からくるぶしまでの総称」です。

人間の足のうち膝とくるぶしより先を除く部分を指します。

股関節から膝までの部分を「股」【もも】、膝からくるぶしまでの部分を「脛」【すね】といいますが「腿」はももとすねを合わせた総称です。

一般的に「腿」というと股関節から膝までの太い部分を指す言葉として使われますが、膝からくるぶしまでのすねも「腿」の表す意味に含まれます。

「腿」の熟語での使い方や使われ方

・『上腿』【じょうたい】
「足の股関節から膝までの部分」を指す言葉です。

一般的に「ふともも」と呼ばれる部分で「大腿」とも呼ばれます。

二足歩行時は体の重さを支えると共に前への推進力を生み出す重要な部分であり人間の体の中でもっとも太くて大きい筋肉を有しています。

足の力のことを脚力と言いますが脚力のほとんどはこの部分の筋力です。

・『下腿』【かたい】
「足の膝からくるぶしまでの部分」を指す言葉です。

足のうちくるぶしから先を除く下半分のことで表側をすね、裏側をふくらはぎといいます。

表側のすねは肉が薄く皮下すぐに骨があることから人体の急所の一つです。

どんなに強い人でも鍛えることが難しく打撃が直接衝撃として伝わる急所であるため「弁慶の泣き所」とも呼ばれています。

・『腿肉』【ももにく】
「ももの部分の肉」を指します。

牛肉や豚肉、鶏肉など食肉に対して用いる表現です。

筋肉が発達している部位なので脂肪が少なくさっぱりとしていて濃い旨味が味わえます。

まとめ

「腿」は体の一部を指す身近な言葉なので正しい読み方と意味を知っておきましょう。

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