この記事では、「椪」の読み方を分かりやすく説明していきます。
木へんに並で「椪」の読み方
「椪」は音読みでは、「ポン」と読みます。
また、訓読みで「はえ」と読みます。
「椪」の意味や解説
「椪」は「椪柑」で、「ポンカン」と読みます。
「ポンカン」とは、ミカン科ミカン属ミカン類の植物のことを意味しています。
原産はインドで、日本へは明治時代に台湾から渡来しました。
「ポンカン」の果実の旬は、11月から2月頃です。
「ポンカン」は果肉が柔らかく、酸味が少なくて、甘味が強いのが特徴です。
橙色で、独特の芳香があります。
頭の部分が突き出ていて、お尻の部分はへこんでいます。
また、へたの部分は放射状に溝があります。
「ポンカン」には、「高梢(しょう)系ポンカン」と「低梢系ポンカン」があります。
「高梢(しょう)系ポンカン」は大果で、重さは150〜180gになり、「吉田ポンカン」、「今津ポンカン」、「薩州ポンカン」があります。
また、「低梢系ポンカン」は100〜150gの重さの小果で、「森田ポンカン」、「太田ポンカン」、「興春ポンカン」が挙げられます。
「ポンカン」には「凸柑」の漢字表記もあります。
別名には、「ポンカンオレンジ」、「サンタラ」などがあります。
英語では「Ponkan」、「Suntara」などと表記します。
「椪」の熟語での使い方や使われ方
・『椪柑』【ポンカン】
柑橘類の果物の一種です。
まとめ
「椪」は「木」に「並」と書きますが、「木」は音読みで「ボク」、「モク」、訓読みで「き」、「こ」と読み、「き」、「立ち木」、「木材」などの意味があります。
また、「並」は音読みで、「ヘイ」、訓読みで「なみ」、「なら(ぶ)」、「なら(べる)」、「なら(びに)」と読んで、「なみ」、「ならびに」、「ならぶ」などを表しています。
言葉の読み方や意味を知ることで、より適切に使えるようになるでしょう。