木へんに古で「枯」の読み方とは?使い方など簡単に解釈

木へんに古で「枯」の読み方とは? 読み方

木へんに古と書く「枯」は何と読みどのような意味を持つのでしょうか。

今回は、「枯」の読み方と意味について解説します。

「枯」の読み方

「枯」の読み方は音読みだと「コ」、訓読みだと「かれる」「からす」など「か」と読みます。

「枯」の意味や解説

「枯」とは「植物がかれること」を意味する言葉です。

植物が水分を失って変色しカサカサに弱って生命力が失われるさまを表します。

植物がかれる様子から転じて「生命力やみずみずしさが失われること」という生物が衰える様子を表す言葉としても用いられています。

その他にも「水や鉱物資源など自然のめぐみがそれ以上現れなくなること」という意味でも使われている表現です。

さらに比喩的な表現として「技や人柄が充分に練り上げられて深みが増し年月にふさわしい味わいが出ること」という意味や「技術的にこれ以上ないというところまで到達し目新しさが失われること」という意味でも使われるなど多彩な意味合いで使われる言葉です。

「枯」の熟語での使い方や使われ方

・『枯渇』【こかつ】
「水や資源などが尽き果てること」を意味します。

水が干上がったり鉱物資源を掘り尽くしたりなどそれ以上得られなくなることを表します。

・『枯山水』【かれさんすい】
「水を使わず石や砂のみで山や川の流れなどの風景を表現する庭園の形式」を指す言葉です。

水墨画の影響により室町時代に広まった形式でしみじみとした趣深い味わいが魅力です。

・『枯木』【こぼく】
「かれて生命が失われた立木」のことです。

時間が経つにつれてボロボロと崩れて風化します。

まとめ

「枯」は多様な意味を持ちます。

それぞれの意味と正しい読み方を合わせて憶えておきましょう。

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