この記事では、木へんに呂で「梠」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「梠」の読み方
「梠」という漢字の音読みは「リョ・ロ」で、訓読みは「ひさし・のき」になります。
「梠」は一文字だけで意味を持つ漢字として読むときには、訓読みの「ひさし・のき」という読み方になります。
ただし、「梠」は一般的な書き言葉としてもめったに使われない漢字で、一般的には「ひさし」は「庇」、「のき」は「軒」という漢字を用いて表記されます。
「ロ」の読み方は、ヤシ科の高い木を意味する「棕梠(しゅろ)」で使われます。
人名の読み方では、「興梠(こうろぎ)」など特殊な読み方があります。
「梠」の漢字の意味や解説
「梠」という漢字の基本的な意味は、「家屋のひさし(庇)・のき(軒)の部分」になります。
「ひさし(庇)」とは、「家屋の玄関の上などにつけられる小さな屋根・日よけや雨よけのための屋根」のことです。
「のき(軒)」というのは、「雨・直射日光・雪などをさえぎる役目を果たす窓や玄関などよりも外側に出っ張っている部分」を指しています。
「梠」の例文や名前での使われ方
「梠」という漢字の例文や使われ方を紹介します。
「梠」の漢字は単独では「建物の庇・軒」の意味で使われ、「屋梠(おくろ)」や「棕梠(しゅろ)」という熟語もあります。
人名の名字としては、「興梠(こうろぎ)・高梠(こうろぎ)・奥梠(おくろ)」などの読み方で使われます。
・『建物の梠(ひさし)が小さくて老朽化しているので、玄関前に立つとまともに雨を体で受けることになります』
・『ハワイで棕梠(しゅろ)の日陰で昼寝を楽しめば、南国情緒を存分に味わえます』
・『興梠(こうろぎ)・高梠(こうろぎ)といった名字は、知っていないと読めない難読の名前です』
まとめ
この記事では、木へんに呂と書く「梠」の読み方・意味・使われ方と例文を詳しく解説しましたがいかがでしたか。
「梠」という漢字について詳しく調べたいときには、この記事の解説をチェックしてみてください。