木へんに圭と書く漢字には「桂」があります。
この記事では、「桂」の読み方を分かりやすく説明していきます。
木へんに圭で「桂」の読み方
「桂」は音読みで「けい」と読み、訓読みは「かつら」と読みます。
「桂」の意味
「桂」には色々な意味があります。
最も有名なものとしてはカツラ科の落葉高木を示す意味であり、こちらは日本の各地に存在します。
「桂」は木材として品質がよいことが有名であり、軽さや柔らかさ、木目が真っ直ぐで変形が少ないことから高級な家具などに使われています。
「桂(けい)」はカツラ以外にもモクセイ、ニッケイ、ゲッケイジュなどの総称として使うことも可能です。
ニッケイは漢字で「肉桂」と書き、ゲッケイジュは漢字で「月桂樹」と書きます。
「月桂樹」の葉や枝を結んで作った冠のことは「月桂冠」と呼ばれ、こちらはギリシャ神話におけるアポロンの霊木として崇められていました。
「桂」を使った言葉として有名なものとしては将棋の「桂馬」や料理に使う方法としての「桂剥き」があります。
「桂」は現存する植物を示す意味以外にも、月に生えていると言われる想像上の木を示す時にも使われています。
「桂」は人命としても使われることが多く、こちらは「木戸孝允」の別名である「桂小五郎」などが有名です。
「桂」の例文や使われ方
・『桂を使った家具は高級なものが多く、価値が高い』
・『その将棋大会決勝では桂馬の動きによって流れが変わりました』
まとめ
木へんに圭の「桂」は「けい」や「かつら」と読み、植物の名前から色々な場面で使われています。
「桂」は人名としてもよく使われる漢字であり、歴史上の人物や落語家の苗字などが有名です。