木へんに寧で「檸」の読み方とは?使い方など簡単に解釈

木へんに寧で「檸」の読み方とは? 読み方

この記事では、「檸」の読み方を分かりやすく説明していきます。

木へんに寧で「檸」の読み方

「檸」という漢字は音読みで「ネイ」「ドウ」と読み、訓読みでの用法はありません。

「檸」の意味や解説

「檸」という漢字には「ミカン科の常緑低木の名称に用いられる字」としての意味が含まれています。

「檸」の字を名称に含める植物には「檸檬(れもん)」がありますが、「レモン」はミカン科ミカン属に分類される柑橘系の植物、及びその果実のことです。

高さ3メートルほどに生長し、紫色のつぼみに白や桃色で強い芳香を放つ5つの花弁を持つ花をつけます。

ヒマラヤ東部原産の植物であり、栽培が始められた時期は不明ですが、原種である「シトロン」は古くより地中海沿岸で栽培されてきました。

9世紀になるとイスラム帝国により征服されたシチリア島に「レモン」が持ち込まれたことにより、シチリアは世界でも有数の「レモン」産地となったのです。

そして、11世紀にシチリアがノルマン人に征服されると、今度はヨーロッパに「レモン」が持ち込まれ、15世紀になると、スペインやイタリアでも生産されるようになりました。

17世紀では、「レモン」は高級感が人気を博し、静物画の題材としても用いられ、フランスの富裕層を中心に栽培されるようにもなりました。

「檸」の熟語などでの使い方や使われ方

・『檸檬』【れもん/ねいもう/どうもう】
ミカン科ミカン属に分類される植物、及び果実のことです。

・『擬宝珠檸檬』【きぼしれもん】
漫画作品である「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の登場人物名です。

まとめ

「檸」は音読みで「ネイ」「ドウ」と読む漢字です。

そして、「檸」には「ミカン科の常緑低木の名称に用いられる字」としての意味が含まれています。

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