木へんに敢で「橄」の読み方とは?簡単に解釈

木へんに敢で「橄」の読み方とは? 読み方

この記事では、「橄」の読み方を分かりやすく説明していきます。

木へんに敢で「橄」の読み方

「橄」は音読みでは、「カン」と読み、訓読みはありません。

「橄」の意味や解説

「橄」「オリーブ(橄欖)」で、モクセイ科オリーブ属に分類される常緑広葉樹の小高木、あるいは高木のことを言います。

歴史が大変古く、紀元前3000年頃には栽培されていたようです。

「オリーブ」の樹高は10m以上あります。

開花は5月から6月頃で、黄白色の花が咲きます。

10月から11月頃に果実がなり、黒紫色に熟します。

「オリーブ」の果実は「オリーブオイル」の他、食用や化粧用として利用されています。

他にも、「橄」「カンラン(橄欖)」で、カンラン科の常緑高木のことを表しています。

果実は食用に、種子は油の原料として用いられています。

「カンラン」は見た目などが「オリーブ」に似ていたため、「橄欖」の漢字が使われましたが、両者は別の種類の植物になります。

「橄」「木」「敢」と書きますが、「木」「き」「立ち木」「材木」などの意味があります。

また、「敢」「あえて」「しいて」「むやみに」などを表しています。

「橄」の熟語での使い方や使われ方

・『橄欖岩』【かんらんがん】
橄欖石を主な成分とした超塩基性の深成岩のことを意味しています。

・『橄欖色』【かんらんしょく】
オリーブ色のことで、黄色っぽい緑色をしています。

・『橄欖石』【かんらんせき】
ケイ酸塩鉱物のグループで、マグネシウムと鉄のケイ酸塩鉱物を表しています。

宝石の「ペリドット」「橄欖石」の一種になります。

まとめ

「オリーブ」は他にも、「阿利襪」の漢字表記があります。

また、英語表記では「olive」となります。

言葉の読み方や意味を知ることで、より適切に使えるようになるでしょう。

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