木へんに段で「椴」の読み方とは?使い方など簡単に解釈

木へんに段で「椴」の読み方とは? 読み方

この記事では、「椴」の読み方を分かりやすく説明していきます。

木へんに段で「椴」の読み方

「椴」という漢字は訓読みでは「とど」「とどまつ」と読み、音読みでは「タン」「ダン」と読みます。

「椴」の意味や解説

「椴」という漢字には「とど」「トドマツ」という意味が含まれています。

「椴」は大地を覆う木の象形である「木偏」に土地の神を祭るために柱状に固めた槌の象形と手に木の杖を持つ象形である「段」を組み合わせて出来上がった漢字です。

「トドマツ」はマツ科モミ属に分類される植物であり、漢字では「椴松」と表記されます。

菌類と樹木の根の共生で菌根が形成される生態を持つのが特徴です。

この菌根を形成するという生態は樹木にとって、菌類が作り出す有機酸や抗生物質による栄養分の吸収促進、病原微生物の駆除などの利点があります。

一方、菌類にとっては樹木が光合成によって生成したものを一部分けてもらうことができ、2つは相利共生の関係にあるようです。

さらに、土壌中には菌根から菌糸を通し、同種の個体や多種の植物へと繋がる大きなネットワークがあるとも考えられているのです。

水分が過剰にある肥沃な場所を好み、北海道や樺太、カムチャツカ半島など亜寒帯林にかけて分布しています。

「椴」の地名や名前での使い方や使われ方

・『大椴』【おおとど】北海道留萌郡小平町に所在する地名。
・『椴』【とどまつ、もみ、とど】日本国内人数およそ20人、主に千葉県や大阪府、愛媛県に見られる日本の名字。

まとめ

「椴」は訓読みでは「とど」「とどまつ」と読み、音読みでは「タン」「ダン」と読む漢字です。

そして、「椴」という漢字には「とど」「トドマツ」という意味が含まれています。

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