木へんに浅で「桟」の読み方とは?使い方など簡単に解釈

木へんに浅で「桟」の読み方とは? 読み方

木へんに浅と書く「桟」は何と読みどのような意味を持つのでしょうか。

今回は、「桟」の読み方と意味について解説します。

「桟」の読み方

「桟」の読み方は音読みだと「サン」、訓読みだと「かけはし」「たな」です。

「桟」の意味や解説

「桟」とは、「離れた場所に渡す横板」を表す言葉です。

谷によって2つに分かたれた場所と場所に板を渡して渡れるようにしたものが「桟」に当たります。

そのような離れた場所同士を繋ぐように架けられた橋のことを「かけはし」といいます。

その他にも支柱の間に渡された板を指す意味もあり、こちらの場合の読み方は「たな」です。

本だなや薬だななど物を並べるために横に渡された板を表す言葉です。

本来は縦に対する横の木を指す言葉であり、「かけはし」「たな」も同じように横に渡された板を表しています。

住宅で床板を貼るために渡した横木のことを「ねだ」といいますが、「桟」には「ねだ」の意味もあります。

「桟」の熟語での使い方や使われ方

・『桟橋』【さんばし】
「人の乗り降りや荷物の積み下ろしのために船を横付けできるよう水上に突き出すように作られた橋」を指します。

水の上を真横に突き出すような形で作られる橋の一種です。

・『桟雲』【さんうん】
「峰から峰に橋を渡すようにかかっている雲」を意味する言葉です。

雲がかけはし状に架かっていることから付けられた名称です ・『桟梯』【さんてい】
「険しいがけやクレパスなどを渡るための橋として渡したはしご」を表す言葉です。

登山で橋がないと渡れない場所に架けられます。

まとめ

「桟」は横に渡す板を表す言葉であり、そこから派生して横に渡す板状のものを表すさまざまな意味で使われています。

熟語としてもいろいろ使われているので正しい意味を覚えておきましょう。

読み方
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