この記事では、木へんに留で「榴」の読み方を分かりやすく説明していきます。
木へんに留で「榴」の読み方
「榴」という漢字の音読みは「リュウ」で、訓読みは「ざくろ」になります。
「榴」という漢字を音読みの「リュウ」で読む言葉としては、「手榴弾(しゅりゅうだん)・榴弾(りゅうだん)」などがあります。
「榴」の漢字を訓読みで「ざくろ」と読む場合、「榴」という漢字一文字だけで「ざくろ」と読めますが、通常は「柘榴(ざくろ)」という漢字二文字の熟語で表記されます。
「榴」の漢字の意味や解説
「榴」という漢字の基本的な意味は、「赤紫色に熟した果実が食用にされるザクロ科の落葉高木」になります。
「榴」の漢字は、「ペルシア原産で初夏に橙赤色の花を咲かせ秋に果実を実らせるザクロ」を示しています。
あるいは、「成熟したザクロのように破裂する爆弾」の意味合いで、「榴弾」などの熟語で使われています。
「榴」の熟語での使われ方や使い方
・『柘榴』【ざくろ】
「ミソハギ科ザクロ属に分類される落葉小高木」あるいは「その樹木になる甘酸っぱい独特な食感がある果実・フルーツ」を意味して使われている名詞の言葉です。
・『榴弾』【りゅうだん】
「爆発するとその弾丸のカケラが広い範囲に飛び散るように作られた爆弾」を意味して使われている熟語です。
榴弾を放つことができる大砲のことは、「榴弾砲(りゅうだんほう)」と呼ばれます。
・『手榴弾』【しゅりゅうだん】
「戦争で用いる、安全装置のピンを外して手で投げて使用するコンパクトな爆弾」を指して使われている熟語です。
・『榴散弾』【りゅうさんだん】
「砲弾の内部にたくさんの散弾を詰めた人馬の殺傷を目的とした爆弾」を意味して使う使い方になります。
現代の装甲車・戦車に対しては殺傷能力がないため、20世紀半ば以降は時代遅れの兵器となりました。
まとめ
この記事では、木へんに留と書く「榴」の読み方・意味・使われ方を詳しく解説しましたがいかがでしたか。
「榴」という漢字について詳しくリサーチしたいときには、この記事の解説を参考にしてみてください。