この記事では、「槇」の読み方を分かりやすく説明していきます。
木へんに眞で「槇」の読み方
「槇」は音読みでは、「シン」、「テン」と読みます。
また、訓読みで「まき」と読みます。
「槇」の意味
「槇(まき)」には「犬槇(いぬまき)」、「高野槙・高野槇(こうやまき)」、「羅漢槇(らかんまき)」などがあります。
ですが、一般的には「犬槇」のことを指しています。
「犬槇」はマツ目マキ科に分類される常緑針葉高木のことを言います。
「犬槇」は「草槇(くさまき)」とも呼ばれ、「さるもも」、「ひとつば」など、地方名もいくつかあります。
「犬槇」は雌雄異株で、5月から6月頃に淡い黄色の花が咲きます。
そして、10月から11月頃に果実がなり、種子は緑色で白粉に覆われています。
「槇」は他にも、「倒れた木」、「こずえ」などの意味があります。
「槇」は「木」に「眞」と書きますが、「木」は「き」、「立ち木」、「材木」などの意味があります。
また、「眞」は「まこと」、「本当の」、「嘘偽りがない」などを表しています。
「槇」の例文や使われ方
・『「高野槇」はマツ目コウヤマキ科コウヤマキ属に属しています』
・『犬槇は庭木の他、防風林や屋敷林などとして植えられています』
・『犬槇の樹高は20mくらいあります』
まとめ
「槇」は「真木」の漢字表記もあります。
そして、「槇」が含まれる名字の方は、「高槇(たかまき・こうまき・こうまぎ)」、「新槇(あらまき・しんまき)」、「大槇(おおまき)」さんなどがいらっしゃいます。
さらに、「槇」が入った地名としては、「槇山町(まきやままち)」、「槇島(まぎしま)」、「槇島町(まきじまちょう)」などが挙げられます。
言葉の読み方や意味を知って、適切に使えるようにしていきたいものです。