木へんに秦で「榛」の読み方とは?使い方など簡単に解釈

木へんに秦で「榛」の読み方とは? 読み方

皆さんは「榛」という漢字を見た事はありますか。

右側のつくりが「秦」のこの漢字は何と読むでしょう。

この記事では、木へんに秦で「榛」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「榛」の正しい読み方は「はしばみ」と「はた」どちら

右側に「秦」が付いていて「はた」と読みそうですが正しい読み方は、訓読みでは「はしばみ」「はる」音読みでは「シン」です。

正しい読み方の結論

「榛」の正しい読み方は「はしばみ」「はる」「シン」です。

「榛名(はるな)」は群馬県の紅葉が綺麗な山です。

麓に「榛名神社」があり、今の群馬県高崎市に昔「榛名町」があり湖や山の名前の由来となっています。

はしばみはカタカナで「セイヨウハシバミ」等使われる事が多く、普段読み慣れない人が多いでしょう。

「榛名湖」「はる」の読み方には親しみがあります。

「榛」の木はナッツの実を付けますが、実であるヘーゼルナッツの方が「はしばみ」より有名でしょう。

「榛」の意味

「榛」はカバノキ科に属する植物の名前で、陽のあたる場所に生え、冬に葉が散る低い木です。

赤い花を付け収穫されるセイヨウハシバミの実はヘーゼルナッツとして食べられます。

ドングリに似た見た目で大きい実だそうです。

「はしばみ」と聞くと普段聞き慣れないですが、お菓子等で知られ身近な事が分かります。

「榛」の言葉の使い方や使われ方

・『ロープウェイからの榛名湖の眺めで癒やされる』
榛名湖から榛名山の頂までゴンドラで登るロープウェイは、緑に輝く湖、秋深まる紅葉の時期の山々は眺めが素晴らしいでしょう。

・『榛荊(シンケイ)を掻き分けた先に小さな小屋があった』
普段見かけない熟語ですが、昔の小説に出ていて、「荊」はイバラの意味を持ち、「榛」とで人が立入りにくい雑木林の事を指しています。

・『友人は今年生まれた娘に榛花(はるか)と名付けた』
「榛」の花言葉は仲直りの意味を持つそうです。

大切な人達との信頼関係を深める意味でこの名前を子どもに付けるのは良い案だと思います。

まとめ

「榛」は訓読みで「はしばみ」「はる」と読み、町名として「榛名」が使われています。

「榛」は秋に食用の実を付ける植物の名です。

音読みでは「シン」と読み、イバラのやぶを表現したい時に使われもします。

普段多用しない漢字の「榛」ですが、意味が分かると覚えやすいでしょう。

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