木へんに肖で「梢」の読み方とは?簡単に解釈

木へんに肖で「梢」の読み方とは? 読み方

木へんに肖と書く「梢」は何と読みどのような意味を持つのでしょうか。

今回は、「梢」の読み方と意味について解説します。

木へんに肖で「梢」の読み方

「梢」の読み方は音読みだと「ショウ」、訓読みだと「こずえ」「かじ」です。

「梢」の意味や解説

「梢」とは、「木の枝の先端に近い部分」もしくは「船舶の進む方向を操作するための機構」を意味する言葉です。

「梢」「こずえ」と読む場合は植物の枝のうち幹から離れたところにある先端部分を意味します。

植物は成長するにつれて枝をどんどんと伸ばしていきますが、伸びていく枝の先端に近い細い部分を「こずえ」といいます。

厳密には枝のちょうど先端部分を指しますが、一般的には枝の先端に近い細い部分全般を表す意味で使われる表現です。

枝の先という意味から転じて物事の先っぽや端っこを指すときにも使われます。

「梢」「かじ」と読む場合の意味は「船の進行方向を決める機構」を意味します。

水中に取り付けた板の向きを動かすことで船の向きを変え進行方向を操る仕組みです。

「梢」の熟語での使い方や使われ方

・『末梢』【まっしょう】
「物事の末端」を意味する言葉です。

物事のうち重要な部分ではなく取るに足りない端っこの部分を指します。

人間の体に走る神経のうち中枢神経以外の部分を「末梢神経」といいます。

・『梢頭』【しょうとう】
「梢の先端部分」を指す言葉です。

枝先付近全体ではなく枝のちょうど先端部分のみを指すときに用いる表現です。

・『樹梢』【じゅしょう】
「樹木の枝の先端部分」を指す言葉です。

ある程度大きく育った樹木の「梢」を示す時に用いられる表現です。

まとめ

「梢」複数の意味を持つ漢字です。

使い方によって意味が大きく変わるので読み方と意味を合わせて知っておきましょう。

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