木へんに貞で「楨」の読み方とは?簡単に解釈

木へんに貞で「楨」の読み方とは? 読み方

この記事では、「楨」の読み方を分かりやすく説明していきます。

木へんに貞で「楨」の読み方

「楨」は音読みでは、「テイ」と読みます。

「楨」の漢字の意味や解説

「楨」「ネズミモチ」のことを表しています。

「ネズミモチ」はモクセイ科イボタノキ属に分類される常緑広葉樹の低木、あるいは小高木のことを言います。

樹高は2mから8m程度です。

開花時期は5月から6月頃で、径が5〜6cmの白い花が数多く咲きます。

「ネズミモチ」は7月から12月頃に果実がなり、秋に黒紫色に熟します。

果実は薬用にも用いられています。

「ネズミモチ」は日本では、関東以西の本州、四国、九州、琉球列島で見られます。

また、海外では中国、台湾、朝鮮半島南部で見ることができます。

他にも、「楨」は土塀の両端に立てる木の支柱の意味があります。

「楨」「木」「貞」と書きますが、「木」「き」「立ち木」「材木」などの意味があります。

そして、「貞」「正しい」「かたい」「うらなう」などを表しています。

「楨」の地名や名前での使われ方

・『沈 葆楨』【しん ほてい】
中国の清朝末期の時代の官僚です。

洋務運動や、日本の台湾出兵の時に交渉役を行い、重要な任務を果たした人物です。

・『何 楨』【か てい】
中国三国時代から西晋時代の政治家、武将です。

「三国志」に登場する人物です。

・『拓 跋楨』【たくばつ てい】
中国の南北朝時代の北魏の皇族です。

まとめ

「ネズミモチ」「鼠黐」「鼠糯」の漢字表記があります。

また、「玉椿(タマツバキ)」の別称があります。

「ネズミモチ」の名前の由来は、果実がネズミの糞に似ていて、「ネズミモチ」の見た目がモチノキに似ているところから来ています。

言葉の読み方や意味を知ることで、より適切に使えるようになるでしょう。

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