木へんに那で「梛」の読み方とは?使い方など簡単に解釈

木へんに那で「梛」の読み方とは? 読み方

この記事では、「梛」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「梛」の読み方

「梛」は音読みでは、「ダ」「ナ」と読みます。

また、訓読みで「なぎ」と読みます。

「梛」の意味

「梛(なぎ)」はマキ科ナギ属に分類される常緑針葉高木のことを言います。

「梛」には「竹柏」の漢字表記もあります。

「梛」の別称には、「千人力(せんにんりき)」や、「弁慶泣かせ(べんけいなかせ)」などがあります。

いずれも、「梛」の葉が丈夫なところから来ているようです。

「梛」は雌雄異株で、葉は楕円状披針形で緑色をしていて、光沢と厚みがあります。

開花時期は5月から6月で、青白、白緑の実をつけ、10月頃に熟して黒くなります。

「梛」「木」「那」と書きますが、「木」「き」「たちき」「ざいもく」などの意味があります。

また、「那」「多い」「安らか」「美しい」などを表しています。

「梛」の例文や使われ方

・『梛は造園用の他、材として家具、床柱、器具、または彫刻などに利用されます』
・『梛の樹皮は染色用に用いられています』
・『梛は観葉植物としても人気があります』

まとめ

梛の木は御神木として神社に植えられているのを見かけることがあります。

「梛」の樹木が植えられている神社としては、「熊野神社(くまのじんじゃ)」「春日神社(かすがじんじゃ)」「椰野原稲荷神社(なぎのはらいなり)」などが有名です。

また、「梛」がつく地名には、「壬生梛ノ宮町(みぶなぎのみやちょう)」「西小梛町(にしこなぎちょう)」があります。

さらに、「梛」が含まれる名字の方は、「梛木(なぎ・なき)」「草梛(くさなぎ)」「大梛(おおなぎ)」「小梛(おなぎ・おなき)」、あるいは「登梛(となぎ)」さんなどがいらっしゃいます。

言葉の読み方や意味を知って、適切に使えるようにしていきたいものです。

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