木へんに隹で「椎」の読み方とは?簡単に解釈

木へんに隹で「椎」の読み方とは? 読み方

この記事では、「椎」の読み方を分かりやすく説明していきます。

木へんに隹で「椎」の読み方

「椎」の漢字の音読みは「ツイ・スイ」で、訓読みは「しい・つち・せぼね・う(つ)」です。

「椎」の意味や解説

「椎」の漢字の持つ意味としては、訓読みの「しい」「ブナ科クリ亜科、シイ属の樹木の総称」です。

樹木は常緑の高木で、建材やシイタケ栽培のホダ木として用いられています。

樹木の名称以外の意味としては、「物を打つ道具」である「つち」(「槌」の漢字と同じ意味)の意味があります。

また、この「つち」から派生して「う(つ)」「打ち叩く」との意味もあります。

さらに、「せぼね(背骨)」の意味も持っています。

「椎」の熟語での使い方や使われ方

・『椎茸』【しいたけ】
「キノコの一種で、春や秋に、クヌギ・シイ・クリ・ナラなどの広葉樹の枯れ木や切り株に生えます。
傘は黒褐色か茶褐色で、代表的な食用キノコです。

人工栽培もされ、椎の木をホダ木として使い、椎茸菌を植え付けて栽培されます」

・『脊椎』【せきつい】
「背骨のことで、いわゆる脊椎動物の、首から尻にかけての骨格の中心をなす一群の骨のこと」
・『鉄椎』【てっつい】
「大型の金づち、ハンマーのことで、一般的には鉄槌や鉄鎚の表記の方がよく使われます。
きびしく処罰・処置することを意味する鉄鎚を下すとの表現で使われることが多い言葉です」


まとめ

「椎」の漢字の音読みは「ツイ・スイ」で、訓読みは「しい・つち・せぼね・う(つ)」です。

漢字の意味としては、「しい」の読みで「ブナ科のシイ属の樹木の総称」を意味する他、訓読みの「つち」は「槌」、「う(つ)」は「打つ」、「せぼね」は「背骨」等と同様の意味を持っています。

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